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凛をたくさん傷つけた分以上に幸せにはしたい 凛と再会してから好きなのに傷付ける方法しかわからなかったあの時を思い出すと 今でも苦しくなる 凛のお気に入りのココアを飲みながら思い出すあの時間 ココアの甘さが身に染みる トースターで焼いただけのパンも流し込んでいると「おはよう」と言う声が聞こえてきた 声がした方を見ると、俺のシャツをワンピースの様に着ている凛が立っていた 朝から刺激が強すぎるんですけど..... 出来れば下も履いてきてほしかったんですけど.... 「借りちゃった、ごめんね?」 怒ってないのに謝ってくる可愛い彼女にさっきから顔が緩みっぱなしだ 「いいけど....起きるの早いね。身体、大丈夫?」 顔が赤くなるのも俺には煽ってるようにしか思えないって本人は気付いてないんだろうな
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