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「光輝、機嫌悪い？お邪魔しちゃったかな？」
リサの揶揄うような話し方にイライラする
リサとは良い友達でいれると思っていたけれど前のことがあって無理だと悟った
リサは取引先の信頼も得ていて会社から追い出すことは出来ない為、ビジネスパートナーとしての関係は保っている
「早く話して」
「まだ許してくれないのね....ヒイラギの件だけど」
凛が契約を取ったと言っても過言じゃない大きな案件
「それが？」
「凛さんに....お店の内装のデザインのアイデアを出してほしいっていう要望があって」
「凛に？」
予想もしていなかった話に頭が上手く回らない
「凛さんと話してみてくれない？もし彼女が良いなら次のミーティングにも参加してもらいたいし」
「わかった、話してみる」
「光輝....あの、」
「また会社で」
リサと世間話するつもりはなかったから話の途中で電話を切った
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