人魚の声

11/16
前へ
/16ページ
次へ
7e6b8c26-1687-42fc-bdb2-717cb87987cb「それは本心からの気持ちか?」 黒い影が人魚の前に現れました。 「わたしは“譲り屋”。あの男へ目と耳を与えることはわたしならできるよ。 だけど、その代わりにお前の体をもらうよ。お前の意志は海に戻るだけさ、何も怖いことはない。」 譲り屋は優しく話す声と恐ろしい言葉 人魚はそれでもうなずきました。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加