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愚かで本質の詩
きっとあなたといる時間は、私が一番愚かな時間。
「幸せホルモン」なんて、頭の悪そうな言葉を創った人は、きっと恋愛狂ね。椎名林檎とは対極の、アフロディーテみたいな人ね。私は嫌い。
タバコを咥えた三日月に、ぶら下がるなんてはしたない真似、私には出来ないことぐらい分かってるくせに。
色気が服を着たみたいな、あなたの愛は砂糖水より甘くて、溺れ死ぬにちょうどいい。
そのためにも、あなたといる時間は全て赤信号でいい。
でもそんなあなたの、ほんの少しの不幸せを願ってしまうのは、きっとそこに私が居ないから。私がいる時だけ幸せで居てくれればいいし、そんな私を赦す必要もない。
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