Prologue. 『消えた姫』

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Prologue. 『消えた姫』

――ねえ、私はどこで間違えてしまったのかしら。 自分にできる範囲で最善を尽くしたというのに、私が最も救いたかった貴方の心を救うことはできなかった。 私は、どうすればよかったの? 何が、貴方にとって救いだったの? 私は――こんなにも貴方を愛しているというのに。
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