0人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、その情報屋と見られる老人は俺達にお茶を出してくれた。
「さー、何の情報が欲しいんだい?」
ニコニコしながら、そう聞いてくる。
仏、そんな表情をしていて、品も漂わせる。初対面としてはそんな人物に見えるのだった。
「そうですね。なんかこの国で何か行われるとかなんかありませんか?時期はいつでもいいんで」
「んー、特に変わったことはないと思うよ」
その人はそう言った。遠回しにいってみたが、引っ掛からない。
なので、得てる情報を素直に流した。
「実は・・・そう、古代召喚をすると聞いてまして・・」
「古代召喚・・・・あれは・・まぁ、知ってるのは知ってるんだがね。あんまり流したくはないんだが・・まぁ、それを聞いてる時点でもう隠しようがないか」
そして、老人は色々と話し始めてくれた。
最初のコメントを投稿しよう!