情報収集

5/15
前へ
/83ページ
次へ
そして、その情報屋と見られる老人は俺達にお茶を出してくれた。 「さー、何の情報が欲しいんだい?」 ニコニコしながら、そう聞いてくる。 仏、そんな表情をしていて、品も漂わせる。初対面としてはそんな人物に見えるのだった。 「そうですね。なんかこの国で何か行われるとかなんかありませんか?時期はいつでもいいんで」 「んー、特に変わったことはないと思うよ」 その人はそう言った。遠回しにいってみたが、引っ掛からない。 なので、得てる情報を素直に流した。 「実は・・・そう、古代召喚をすると聞いてまして・・」 「古代召喚・・・・あれは・・まぁ、知ってるのは知ってるんだがね。あんまり流したくはないんだが・・まぁ、それを聞いてる時点でもう隠しようがないか」 そして、老人は色々と話し始めてくれた。
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加