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「古代召喚っていうのは、悪いイメージが付いているのかもしれないが、半分合ってて半分違うのが現実だ」
「といいますと?」
老人は、情報屋らしく様々なことを語ってくれ始めた。
「古代召喚の儀式の成功率は50%、成功すれば、神獣か昔活躍した偉人が復活する。しかし・・失敗すれば世界が闇に陥る。何百年も前に失敗した際に元に戻るのは凄く時間が掛かった。滅亡にも近かったんだ」
この情報屋の老人は事細かなことまで知っており、かなりの情報網とコネを持っているのだろう。
話も分かりやすく、そして簡易的にまとめている。
「そしてだ、今やろうとしてる古代召喚は成功率はもっと上がっているらしい。だが、あくまでも百%ではない限り、やってはならないのだが・・」
つまり、運にかけて、失敗した場合。
世界は滅びるというのだろうか。
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