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「そうだねー、うーん・・」
王は何かを深く考える。そして、数分くらいして、この言葉を発した。
「じゃあ、古代召喚をしようか」
「え?」
きょとんとした表情が顕著に現れている。
暫く、意味を頭のなかで整理する。そして、
あまりよろしくない少し難しい顔をしてこう提案した。
「古代召喚というのは、まさか。しかし、準備は祭典の日までに間に合うのでしょうか。あと確率が高いものをやるべきだと」
「それもそうだね。でもね。実はしっかり検証はしてみたんだ。今はほぼ成功確率、そう99%は証明されてるよ。あと、準備は早急に済ませられるように出来てるんだ。祭典の中の予定ではなかったんだけどね」
「・・・分かりました。王がそういうならば指示に従います」
「うん、ありがとう。じゃあ祭典のために、他国の王や幹部、そして、上級職の方には僕が直々に招待状を送っておくよ。祭典の食事の準備やその他諸々の警備の配置などは宜しくね」
「はっ、了解致しました。では私はこれにて失礼いたします」
一礼をして、警護人のものにも挨拶をしてその男は出ていった。
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