始まりの日

5/7
前へ
/83ページ
次へ
「さて、そんな会話をしてる間にも魔物が現れるかもしれないわね・・念のためにこの探知機を・・」 「まさかー、そんなもん一週間に一匹二匹いるぐらいだろ?」 男の方は最近の魔物の出具合から少しばかり油断をしていた。 ピピッ・・ピピッ・・! その音が鳴ったので、まさかと思い、、、 バタンッ! 急いでドアを開けた。 「あれ?居ないわね・・!でも、確かに!」 そう言っているので、男が女の持っている探知機をよくよく見てみると。 数秒して、男は・・ 「ぶっ!あはははっ!」 「な、何!?何があったの?」 「お前はたまーに、こういうミスするんだな」 探知機の充電切れのランプと敵の居るときの ランプの色が似ているので間違えたのだ。 女は少し顔を赤くしてそっぽを向いた。
/83ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加