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送られたリンクを開くと入会用のサイトに繋がる。
〜〜 素敵な彼女をサブスクしませんか？ 〜〜
……
しません。
…といつもなら、即座に閉じるようなサイトだが、詳細を確認する。
朝陽はレンタル彼女の改革版と言ったな。正しい例えだ。サブスク彼女は時間制のレンタルではなく、定期購買制のサービスのようだ。
コンサル業だったので、サブスク制度が増えているのは知っている。
例えば、飲食業はその都度発生する飲食代を月額定額制にして、定期顧客を獲得しようとする。一定の金を払っているので、通う回数を増やそうとする客もいるが、そうでもない客もいる。結果、店側が利益を上げる事ができシステムは成り立つわけだ。
そんな時代に乗っかった、サブスク彼女か…中々興味深い。
早速、月額費を確認する。
デイ会員 (10:00-15:00) 平日限定 20,000円 土日含む 30,000円
ナイト会員 (17:00-22:00) 平日限定 30,000円 土日含む 40,000円
フルタイム会員 (10:00-22:00) 平日限定 40,000 土日含む 50,000円
使用回数に制限はないようだ。
一瞬、高く見えるが、デイ会員で毎日使用したら一回1000円切るぞ…。
しかも平日は時間制限なし、土日は３時間が上限…。
女性接客業は客が支払う金額の半分は人件費だ。時給が高くないと良い子は集まらないぞ。指名とかオプション料金が発生するのか？
まあ、それを含めての調査だからな…。
続けて利用条件を読む。
レンタル彼女のようにどこでも連れて行けるわけじゃないようだ。
指定された飲食店が何軒かある。
働く女性のセキリティを重要視しているんだな。
飲食店の食べ物は有料、飲み物はアルコール以外は無料か。デートの諸経費を浮かせる事ができるのか。
土日も含んだフルタイム会員を選び、個人情報を入力する。
住所の詳細は入れなくていいが、最寄り駅を伝える必要がある。
引っ越し先は未定だが、今住んでいる中目黒駅と入力する。
今週日曜の17:00を第一希望に指定すると、好みのタイプの質問に画面が切り替わる。
どうやら写真を見ての指名制じゃないようだ。
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