ヒロム、またもや嫉妬

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「こんにちは」と、明るい声がした。 振り返ると、細見のスラッとした女性が立っていた。 「こんにちは」と、ミアが立ちあがった。 「今日は、来ないのかと思いました。旦那さんとリョウスケくんしかいないから」 「ちょっと寄るところがあって。あっ、この前、大丈夫でした? 酔ったとか言ってたから、心配してたんですよ」 「すみません。久しぶりに飲んだから、酔い回っちゃって。でも帰ったら、すぐ寝たので大丈夫でした」 「また食事に行きましょうね。お酒つきでもいいし」
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