ヒロム、喜ぶ

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「ヒロトー。パパとママが、チューしてるよ」 「チュー?」 目をやると、さっきまでぐっすり眠っていたはずのノアとヒロトがドアから顔をだして、俺たちを観察するみたいに見ていた。 「ノア」と、不意打ちで見られたのが恥ずかしかったのか、ミアが頬を染めた。 「ラブラブなんだよ。ヒロト」 「ラブラブ?」 「うん。ラブラブー」
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