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〜出逢う運命〜
「ユチョン・・・なんで・・ここに・・?」
「ああ・・ジェジュンに聞いたんだ」
「え・・?」
「・・・てか、なんで俺の事知ってるの?」
「・・・・運命かな・・」
「運命・・?」
「そう・・出会う運命」
「は???」
「ユチョンは何でジェジュンの事知ってるの?」
「俺、ユノの同僚で、何度もジェジュンに会ってるし・・しかし、ジェジュンは美人だよな・・前はもう少しボーイッシュだったと思うんだけど・・?」
「-?!」
ユチョンはジェジュンが男だったこと覚えてないのか?
・・って事は・・あれ?
記憶が・・
あ・・頭が・・ 痛い・・
「お・・おい?!どうした?!」
俺は割れるような頭痛に気を失った
。・*・。★。・*・。☆。・*・。★。・*・。
目が覚めると病院のベットだった
「チャンミン・・目が覚めたか?」
「ユチョ・・ン?」
「良かった・・目が覚めて・・」
俺の前で涙を流す君
「うっ・・痛っ」
?!脇腹が痛い・・
「あれ?・・俺なんでここに?」
「お前・・女に刺されたんだよ・・」
「え・・?!」
「ユチョンが刺されたんじゃ・・?」
「俺?刺されてないよ?・・大丈夫?!頭も打ったか?」
「・・・・・」
って事は・・・
俺は慌ててカレンダーを確認した
「-っ?!」
戻ってる・・・君が刺された日に・・
「良かった・・・ユチョンが刺されたかと思った・・」
「?!・・変な夢でも見たのか?」
「夢・・だったのかな?」
やけにリアルだった・・・
もう二度と君を亡くしたくない・・・
神様は本当にいるのかもしれないな
僕は大事なことに気が付いたんだ、大事な事は言葉で伝えなくちゃって
その事を気づかせるために、神様が与えた試練だったのかもしれない
「ユチョン・・話があるんだ」
「ん?・・どうしたの?」
「俺、ユチョンが好きだ・・」
「・・・・・チャンミン」
君の目から涙が溢れた
「俺も・・・」
夕日の差し込む病室で君とキスをした
「愛してる・・もう二度と離さない」
ーENDー
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