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〜君との出会い〜
君と僕は家が隣同士で、家族ぐるみで仲が良かった
君は僕の一つ上
本当に仲が良かったから、兄弟のように育った
兄弟のようにいつも一緒で、離れることなんてありえないと思っていた
この気持ちが恋心だと気が付いたのは、僕が高校1年の時
ユチョン、君に彼女が出来た時だった
僕には見せないような顔で、その彼女に微笑むそんな君を見た時だった。
苦しい・・
僕は一人取り残された気分に陥った
なんでだよ・・
いつまでも傍に居られると思ってたのに・・
君は無神経にも、俺に彼女を紹介したんだ
君と彼女の事がチラつき勉強も手に付かなくなり、次第に成績も落ちていった
その頃から僕は悪い奴らとつるむ様になった
ある日の朝、久々に君に会った
「チャンミン、最近悪い奴らとつるんでるんだって?おばさん心配してたぞ?」
「ユチョニヒョンには関係ないだろ?」
「・・関係あるよ?お前は俺の可愛い弟だからな」
「・・・・・弟か・・」
「ん?・・・なんて言った?」
「何でもない、じゃあな!」
僕は振り切るようにその場から去った
はぁ・・所詮、僕は弟止まり。。か
僕は一体、何をやってるんだろう。。
こんなことしてたって、君が手に入るわけじゃないのに‥
君の前じゃ、精一杯悪ぶって強がって見せる
でも。そんな生活にも嫌気がさしていた・・
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