〜君との出会い〜

1/1
前へ
/14ページ
次へ

〜君との出会い〜

君と僕は家が隣同士で、家族ぐるみで仲が良かった 君は僕の一つ上 本当に仲が良かったから、兄弟のように育った 兄弟のようにいつも一緒で、離れることなんてありえないと思っていた この気持ちが恋心だと気が付いたのは、僕が高校1年の時 ユチョン、君に彼女が出来た時だった 僕には見せないような顔で、その彼女に微笑むそんな君を見た時だった。 苦しい・・ 僕は一人取り残された気分に陥った なんでだよ・・ いつまでも傍に居られると思ってたのに・・ 君は無神経にも、俺に彼女を紹介したんだ 君と彼女の事がチラつき勉強も手に付かなくなり、次第に成績も落ちていった その頃から僕は悪い奴らとつるむ様になった ある日の朝、久々に君に会った 「チャンミン、最近悪い奴らとつるんでるんだって?おばさん心配してたぞ?」 「ユチョニヒョンには関係ないだろ?」 「・・関係あるよ?お前は俺の可愛い弟だからな」 「・・・・・弟か・・」 「ん?・・・なんて言った?」 「何でもない、じゃあな!」 僕は振り切るようにその場から去った はぁ・・所詮、僕は弟止まり。。か 僕は一体、何をやってるんだろう。。 こんなことしてたって、君が手に入るわけじゃないのに‥ 君の前じゃ、精一杯悪ぶって強がって見せる でも。そんな生活にも嫌気がさしていた・・
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加