〜魔法ー

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〜魔法ー

「ー!?」 「僕は最愛の人が、いなくなりました…」 「ーっ!」 「最愛の人がいなくなった時の僕の気持ちわかりますか?」 「………」 「わからないでしょ…?!どんなに会いたくても、会えない…僕の苦しみ…」 やっと想いが通じたのに・・ 僕のせいで・・ 二度と君に会えなくなるなんて・・ 「チャミナ… ごめんね…チャミナ…」 「…ヒョンが悪い訳じゃありません、ちゃんと…ヒック…相手の気持ち、考えて欲しかっただけです… 突然、いなくなって…ヒック…会えなくなったらどうなるか…ヒョンだけじゃない… その相手も…心にポッカリ穴が開いたまま…ヒック…誰にも埋められないんだよ…」 俺は・・ヒョンに俺の二の舞を踏んでもらいたくなかった 「でも、今更戻れないよ…」 「…でも、ユノさんはヒョンを待ってるかもしれない…」 「…それは…ないと思う…」 「…なんで?」 「…だって、僕の愛した人は男だもん…」 「…」 「僕達、同性だったの…だから、どんなに愛していても結ばれないんだ…」 「僕じゃ…ユノの子供も産んであげられないし…幸せにしてあげられない…だから …逃げたんだ…ユノに幸せになってもらいたかったから…」 「ーっ!…ヒョンは優しいね…でもね、それだけじゃ伝わらないよ・・言葉にしなくちゃ」 俺はジェジュヒョンを力いっぱい抱きしめた 。・*・。☆。・*・。★。・*・。☆。・*・。★。・*・。 ジェジュヒョンと出会ってから1年半が経った頃、ジェジュヒョンと暮らしていたお婆さんが亡くなった お婆さんとした秘密の約束。。 お婆さんの遺灰を持って眠るジェジュヒョンを女にする魔法をかけた 「ヒョン・・ごめんね、でもねジェジュヒョンには幸せになってもらいたいんだ・・ ユノさんとの記憶は消えちゃうけど、運命なら・・必ずまた会えるから・・」
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