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〜最後の告白〜
2人で海から帰ってきて数日後、君はまた俺と距離を置くようになって、また女遊びに走った
君と過ごした短い夏が終わるー
ある日の夕方、バイトから帰ると、不審な女が君の家の前で待ち伏せしていた。
俺は妙な胸騒ぎを覚えて、君が帰ってくるのを塀の陰に隠れ、息をひそめて待った
女と言い争う声が聞こえたかと思うと、その女は包丁を振りかざした
あ・・チャンミン・・
次の瞬間、俺は無意識に君と女の間に入っていた
ドンという音とともに鋭い痛みが背中に走った
遠のく意識の中
「愛してる・・・」
君にキスをした
長い長い夢の中ー
温かい君の手の温もり、唇に触れる感触、君の声
君の香りに包まれて、幸せだった
このままずっと君の傍で眠り続けていたい・・
でも、俺は・・
もう生きられないみたいだ・・
迎えが来てしまったみたい・・。
最後に君に俺の気持ち伝えておきたい
神様・・お願い・・
一瞬だけ・・
「・・ヒョン?」
「・・チャンミ・・ン・」
「気が付いたんだね?・・よかった・・」
「ごめん・・チャンミン・・愛してる・・ ・・もう・・行かなくちゃ・・」
「-?!行くって・・どこに?」
「・・チャン・・ミン・・キスして・・」
「え・・?!」
チュ・・・
「・・ありがと・・チャ・・ン・・ミ・・ン・・バイ、、バイ‥」
ピー、、、
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