第二の友!!!

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第二の友!!!

翌日の朝 エンリがキッチンに向かうとテーブルには ローウェンとネルが座っていた ローウェン『エンリ。ちょっと話があるんだ。』 エンリ『どうしたのそんな真剣な顔して? ネルちゃんまでどうしたの?』 ネル『あたしの過去について話そうと。』 エンリ『ネルちゃんの過去について? 何かあったの??』 ネル『実は...』 ネルは自分の過去をエンリに話した エンリ『そんな...そんな事って...』 ローウェン『エンリ。エンリは城下町の件について知ってる事はあるか?』 エンリ『実は、この街に来た理由が私達に なりすましている者がいるらしくて、 そいつらを懲らしめる為に来たの。』 ネルが勢いよく反応する ネル『そいつらの顔とか名前ってわかりますか?!』 エンリ『でも、ネルちゃんの街を破壊した 奴らと同一人物かわからないし...』 ネル『それでも...それでも教えて下さい!』 エンリは少し考えた後に話しはじめた エンリ『主犯格は全部で4人よ。 1人目はマルケで勇者を名乗ってるわ。 2人目はウンブリアで戦士を名乗ってるわ。 3人目はラツィオで魔術師を名乗ってるわ。 以上の3人よ。 それに加えて、構成員がおよそ100名よ。』 ネル『そいつらの居場所や顔は分かっていますか?』 エンリ『ごめんなさい。そこまでは、まだわからないわ。』 ネル『そうですか。もし分かったら教えていただいてもよろしいですか?』 エンリ『わかったわ。でもこれだけは約束して!絶対に1人では調査及び乗り込んだりしないこと!わかった?』 ネル『あたしもそこまで自惚れていません。 大丈夫です。』 ローウェン『って事は、その4人のうちの偽勇者と偽魔術師がネルの街を襲ったかもしれないってことか。』 ネル『......』 エンリ『もし、そんなことをしていたら私が全力で懲らしめるわ! もちろん、ローウェンもね?』 ローウェン『当たり前だ!』 ネル『ありがとう2人とも』 ローウェン『よし、とりあえず今日も店を開けるか!』 エンリ『そうね!私も勤務初日だし頑張るわ!』 ネル『そうね...』 3人が店内に向かおうとした時、一羽の何かを咥えたカラスが窓枠に立っていた          次回       偽勇者パーティ!
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