ごにちめ

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ごにちめ

「おい、葵!葵!」 その日は裕翔の焦りを含んだ声が部屋中に響いた。 『…………………』 裕翔がなんと声をかけても葵は反応しない。 「…ハハッ、お前も俺を見捨てるのか」 裕翔は自傷気味にそう呟いて家を出た。 「新しいやつ、見つけるか。安心しろよ、葵。お前は俺が見つけ出す」 カレルまで、あと0日。 カレタ。
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