天才と名乗る凡人の詩
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天才と名乗る凡人の詩
最近、友達がいっぱい死んだ。 酒を呑んだり、「エモい」としか言えなくなった彼らの目に反射するのは、一体誰の城だ? 簡略化された世界に酔いしれた肉塊達を救う術は、もうない。肉は誰かに喰われるだけ。肉の諸君は喰われている事にも気づけない。 感情の削りカスを集めて、再構築なんて、もう無理だよ。 だって行きはよいよい、帰りは怖いから。 怖いながらも、とおりゃんせ。とおりゃんせ。
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