あとがき

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 また、今回は連載期間が長かった事情もあり、連載中に1万スター達成という果報までいただきましたことにも重ねて感謝申し上げます。  ともあれ、まずは本編を完結させるのを優先したため、その際には御礼らしきことが何もできず大変心苦しく思っておりました。  つきましては、時期はまだもう少し先になりますが、完結および1万スター感謝記念として、本編に入りきらなかったエピソードをSSとして公開したいと思っておりますので、もしご興味をお持ちいただけるようでしたら、本棚はそのままにお待ちいただけましたら幸いです。(このあとがきの後に公開予定です)  思えば連載開始当初、仮にも作者でありながら、私にとっては伊能も沓見も謎多きキャラでした。  特に伊能は、前作「ほたる火」で『笑顔の貴公子』(笑)なんぞというご大層な二つ名を与えてしまったせいで、何を考えているのか正直まったく分からず、その心情を探り出すまでにずいぶんと苦労させられました。  一方、沓見に関しましては、あくまでもツンデレを徹底させるつもりが、書いているうちにどんどんデレだけが先行してしまい、結果、ペコメ欄に「可愛い」が渋滞する現象もしばしば(笑)  そんなこんなで、例によっていろいろ迷走しながらの連載でしたが、タグの公約通り、無事にハッピーエンドを迎えられ、今はほっと胸をなで下ろしています。  そして、今後につきましては、申し訳ありませんが先に申し上げたSS以外は現段階で未定です。  一応、ちょっと長めの充電期間をと考えておりますが、また活動再開の折には改めてタイムライン等でお知らせできたらと思っておりますので、その際にはどうぞよろしくお願いいたします。  それでは、最後になりましたが、伊能と沓見の行く末を見届けてくださった皆さまのご健勝とご多幸を祈願しつつ、いま一度の謝辞を。  本当に、本当にありがとうございました!<(_ _)>  2021年10月15日 遊木千周 拝
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