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あとがき
(完)……m(・ω・m)カタカタ… と。
……終わった……。
終わったー!ヽ(^o^)丿
とはならなかったんです。実は今回、不思議なことに。
実際、(完)の文字を打ち終わった瞬間も、ふだん感情屋の私にしてはひどく冷静でした。
おそらくあまりにも長い間、彼らと時間をともにしていたので、すでにふたりの存在が生活の一部と化してしまっていたからなのかも知れません。
もしかしたら、もう少し時間が経てば、またじわじわと実感が湧いてくるのかも……。
と、そんな感じ(?)で始まりましたあとがきですが、まずは何を措いても御礼を。
一年以上の長きに渡り、この物語と併走してくださった皆さま、最後までお付き合いくださいまして本当にありがとうございました<(_ _)>
皆さまからお寄せいただいたたくさんのスターやペコメ、ページスタンプ、その他毎日の閲覧等による温かなご支援がなければ、私ひとりの力だけではとうてい完結までたどり着くことはできませんでした。
特に今作連載中は、私事ながら精神的なダメージを受ける出来事が立て続けに起きたことで体調を崩し、ついには文章が一行どころかひと文字も書けなくなってしまった時期もありました。
その間にも、折に触れメンション等でやさしいお声がけをくださったクリエ仲間さま、ひと月以上も更新をお休みしてしまったにも拘らず、再開後、以前と変わらず閲覧に駆けつけてくださった読者さま、すべてのご厚意にこの場をお借りして改めて心より深謝申し上げます。
今回ほど書くことをつらいと感じたことはありませんでしたが、同時に、自分が本当に多くのお力添えをいただいているのだという嬉しい実感を得たこともまたありませんでした。
今作「たまゆら」は、僭越ながらそんな皆さまと一緒につくり上げた、拙作のなかでもひときわ思い出深い一作になったと思っています。
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