ストーカーさんこんにちは

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つーか俺は何を見せられてんだ?ヤリたきゃどっかで勝手に2人でヤッてくれよ。 「オイ前田とやら、お前勘違いしてる。俺達はデキてねーし、もし奏汰が掘られても俺は絶望なんかしねーぞ」 「は・・・? そんな嘘が通用すると思ってんの? 俺は知ってるんだ。あんたが中谷の母親に取り入ってるのも、中谷を自分好みに育てようとしてることも!」 「前田くん興奮しないで。それは誤解だよ」 「どう誤解してるって言うんだ! 中谷がユカと別れたのだって、コイツのせいなんだろ!? まああのクソビッチと別れて正解だとは思うけどさ」 話しながらも奏汰の膝をこじ開けようと頑張る前田。でもやっぱり奏汰の大腿部の筋肉には勝てないらしい。 「はあ、はあ・・・正直俺はショックだったよ。誰にも相手にされてない中谷に1年の時からずっと、俺は優しくしてたつもりだよ? なのに俺には懐きもしないし笑いもしない。 知ってるか中谷。お前が俺に笑い返してくれたのは、巨根を見せてくれと言った時が初めてだったんだぞ!?」 奏汰の「興奮しないで」は前田に全く伝わらなかったらしい。前田は声を荒らげてかなりの興奮状態だ。なんせ言ってることもやってることもめちゃくちゃ気持ち悪い。
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