蓮くんは僕が護る

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機嫌が悪い割には、やけに素直だ。 彼の態度に少しの違和感を覚えつつも、僕は一旦自宅へ帰りトイレを済ませ歯を磨いて顔を洗い、再び塩田家へと戻って来る。 自宅で顔を合わせた母に『朝ごはん』と言って持たされたサンドイッチをダイニングのテーブルに置き、浴室にいる蓮くんに 「母さんがサンドイッチたくさん作ったみたいだからテーブルに置いとくね。お昼に食べよー」 と声を掛けるけど、聞こえていないのか返事は無い。 「んぅ」 なんだ、聞こえてんじゃん。だったらすぐ返事してくれても・・・ 「んあ・・・、あ、やば・・・」 苦しそうな声の後で、シャワー音とは明らかに違う液体が噴き出す音。 これって、蓮くんがお尻の中を洗ってる音? ってことは、あの余分なお肉のついていないカチカチの小さいお尻の中を綺麗にしている最中なわけで。 この前の風呂場オナニーにしてもそうだけど、ひとりでなんでもやっちゃうのはズルいと思う。 何もかもを僕に任せてくれたらいいのに。
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