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「……痛っ! 痛、痛い! 止めろ、止めろおおっ!」
あまりの激痛に桜也は悶絶し、泣き叫ぶ。
顔は苦痛で歪み、ひたいから大量の脂汗を流し、必死で両手両足をふり回して抵抗する。
暴れる桜也のこぶしやかかとが、真雪の体にあざを作っていく。
桜也の中はぎちぎちに狭く、真雪の侵入を拒む。
ぬちゅぬちゅと音がするほど大量のローションを使ったのに、それでも痛いのか。
もっと指でほぐしてあげるべきだったと深く後悔するが、それ以上に、ようやく桜也の中に入れたという感動のほうが大きかった。桜也には悪いが、抜いてあげることなんてできそうにない。
(ああ、ついに桜也の中に…!)
あまりの感激に鳥肌を立てながら、かたつむりのようにゆっくりと腰を動かし、桜也の中を探索する。
腸壁の中に、ぷくりと膨れた部分があった。真雪は亀頭で優しくつついてみる。
「っあ…⁉」
瞬間、桜也の声色が変わった。
「…なに、これ、あ、ああ…」
桜也の目が見開かれ、口から戸惑いと、こらえきれない喘ぎがこぼれ落ちる。真雪はそんな反応を見て、こぼれそうなほどの笑みを浮かべた。
ゆっくりと、だが着実に、そこを重点的に擦り始めた。
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