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「生クリームなんて持ってきてどうすんだよ…、って、冷た…!」
「おとなしくしてて、桜也」
真雪はパティシエのように、鼻歌を歌いながら、桜也の裸体の上に生クリームを絞り、トッピングしていく。
肩、首、二の腕、太股、ふくらはぎ、腹部、手や足の甲。乳首の上には山盛りに。
ケーキと化した桜也を満足げに見下ろし、いそいそと服を脱ぎ捨てる。
「いただきます」
真雪は律儀に両手を合わせてから、桜也の皮膚にかぶりついた。まずは足の甲から。かぷりと甘噛みしてから、舌をれろれろと動かしてクリームを舐める。
口の中に広がる生クリーム、そしてケーキのスポンジのような桜也の肌。
二つの味が織りなすハーモニーに、真雪はぞくぞくとわなないた。
「ああ、おいしいよ、桜也。こんなにおいしいケーキ、初めて食べた…!」
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