天使エイプリル・フール

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だが、コレで良かったのかもしれない 天使様の力を借りてハナさんと付き合っても何の意味も無い 泣きそうな自分自身に必死言い聞かせる とりあえず金はある、カッコいい服を買ってハナさんを映画か遊園地にでも誘ってみよう。全部1円玉だけど そう思いながら振り返ると部屋に大量にあった1円玉は跡形も無く消えていた 「私は天使エイプリル・フール、力が使えるのは午前中までです」 「嘘だと言ってエイプリル・フールーーー‼︎」 俺は心の底から叫んでいた
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