たつのおとしご

腰痛さんコンニチハ

職場の病院に腰痛で受診したいと電話を入れると、今日整形外科の先生は来ていないがそれでも良いか？と聞かれた。
救急病院であれば休日でも医師はいるが、医師にもシフトがあり全員が揃っているわけではない。よって、受診したいと電話が来ればこのような確認が入るのだ。
何はともあれ、整形外科でなくても医者がいるならそれで良い。私は車を飛ばして病院に直行した。

受付にいた同僚は、私があまりにも苦悶の表情をしていたので若干引いていたが、出勤していた先生に根回ししてくれていた。外科の先生が診察して下さるそうで、検尿コップを受け取り私は腰をさすりながらトイレに入った。

ふと思うのだが、病院勤めの私は健康診断を何度受けても検尿に慣れない。中間尿をコップに入れるよう言われはするが、どのあたりが中間尿なのかがわからず、コップに入れるタイミングを見計っている間に尿を出し切ってしまいそうで心配になるのだ。また量も少しでいいとは聞くが、何だか不安になり、結果私の尿がなみなみ注がれたコップを毎回提出する羽目になってしまうのだ。