何時の世界かのゲーム

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何時の世界かのゲーム

夢を見た。それは家族の仲のいい楽しい記憶。 夢の中の両親は僕にゲーム機を買ってくれた。記憶が確かなら68000円。 値段は凄く高い。 夢の世界でそのゲーム機をプレイしてみると、凄まじい勢いでゲームの世界にどっぷり浸かり、現実化か非現実か分からない領域のようなゲームだった。 VR(ヴァーチャル・リアリティ)なんかとはレベルが違う、目に入る映像がゲームの世界なんだ。 凄かった。本当にすごい夢だった。記憶が確かならPS7という名前のゲーム機だと思う。 現在がPS4だから三世代後のゲーム機になる。 本当に人間の世界の進化は恐ろしい。もし夢の通りに行ったらあんな凄い世界が待っているんだ。 でも、それは僕の後の世代の子供が楽しむものであって僕はもうその時はゲームが出来るかわからない。 現実の世界での僕は両親とは険悪であんな夢の世界のような仲のいい親子じゃなかった。 これが理想と現実の差なんだろう。 夢から覚めてボーッとしていると、ゲームが無性にしたくなった。 でも、夢の影響かなんとなく物足りなかった。これが現実。 僕は思った、何時か世界はあんなゲームを作るんだ。 夢は無限、人間の可能性は無限なんだ。 僕は思った楽しみに生きていよう、と。
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