始まり

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始まり

ある日、突然の悲報だった。 街の街頭テレビで大きく報道していた。 それを知り、驚いた。 なぜなら、僕が忘れる事のできない人だと思っていたが亡くなったからだ。 報道を聞き、僕は道の真ん中で泣いてしまった。 僕忘れている。 いや、そんな理由だけでは無いが会いに行けていない。 傷つけてしまったのに。 謝罪も出来ず、死んでしまった。 今は、会社員として働いている。 でも、高校、大学2年まで2人でアイドル活動をしていた。 アイドル活動といってもそこそこしか売れなかった。 きっと、1人ならすぐに辞めていたが、星という相棒がいたから辞めなかった。 星とは、あるプロダクションで出会った。 もともと、僕はアイドルになりたいわけではなかった。 スカウトされたからだ。 それもあるが、お給料もそこそこだった。 家が貧しくアルバイトをして学費を稼ぐ僕としては満足する額だった。
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