現場。その307

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(# ̄∇ ̄)「チビッ子が居たやろ?」 (-ω-;松)「そう、二人居て。だから、夜職も無理で、比較的お金が稼げる現場に……」 (# ̄∇ ̄)「ちょっと、待て。子供の計算が合わんのだが?二人?」 (-ω-;松)「一人は旦那の連れ子」 (`;ω;´)「ちょっと複雑とか超えて、お腹いっぱいなんすけど!!」 (-ω-;松)「ギャル子ちゃん、施設育ちだから頼れる両親居なくて。旦那の別れた奥さんが連れ子を引き取る話もあったらしいんだけど、その子、ギャル子ちゃんにめちゃくちゃ懐いてて、おまけに下の子(ギャル子ちゃんと旦那の子)が、お兄ちゃんと離れたくないって泣いて嫌がって……。アタシが二人を守るって……」 (`;ω;´)「ギャル子ぉぉぉ!!(号泣)」 (`;ω;´)「西原!!サイバラ漫画の世界やないか!!」 (-ω-;松)「こっちの詰所にくる?って聞いたらさ、こっちは良い人達が多そうだから、嫌だって。旦那のことを知ったら、手のひら返されたり、同情されたりがつらいからって」 (`;ω;´)「ギャル子ぉぉぉ!!(二回目)」 (`;ω;´)「俺、ちょっと、旦那を殴ってきていいですか?この原油まみれの安全靴で後頭部をすぱーんと!!」 (-ω-;松)「なんでそんなに血の気が多いの!!」
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