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現場。その307
ちょっと前に。女性のスポットが入ってました。頼れる兄貴の松山さんとこの関連会社からのスポット。
19歳のギャル。
ところがこのギャル。人見知りなのか、私含めた他の女性スポット達とあまり話そうとしない。
挨拶はするし、必要最低限は話してくれるけど、それだけ。そもそも詰所が別。
(* ̄∇ ̄)まぁ、19歳やし、私らとは年齢的に話が合わんよなー(あと女性が二人居るけど、どちらも40後半)
で、ギャル子ちゃんのスポット契約期間が終わり、しばらくしてからの松山さんとの会話。
(* ̄∇ ̄)「終わったあと言うのもなんすけど、ギャル子ちゃん、こっちの詰所じゃなくて良かったんですか?ほら、あっちは男しか居ないし、古い施設だったから……」
(-ω-;松)「ギャル子ちゃんが向こうでいいって言ったのよ。まぁ、その……今だから言うけど、なかなかに複雑な問題を抱えてて」
(* ̄∇ ̄)「いや、訳ありのやつ、なんぼでもおるやないですか。おでんさんとか、存在自体が訳あり物件(ひどす)」
(-ω-;松)「…………数年前にさ。時速180キロで爆走して、事故を起こして、60代の男性跳ねた死亡事故あったじゃない」
(* ̄∇ ̄)「あー、ありましたね」
(-ω-;松)「旦那がそれの加害者」
(* ̄∇ ̄)「なんて?」
(-ω-;松)「危険運転致死罪で、情状酌量なしの懲役10年。今、刑務所」
(* ̄∇ ̄)「マジでなんて?」
(-ω-;松)「そういう複雑な事情があったから……」
(# ̄∇ ̄)「複雑すぎるわ!!」
て言うか、ギャル子ちゃん、確か……
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