現場。その316

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現場。その316

現場に人手が足りなすぎて、夜勤だの、残業だの、土日出勤だのをやりまくっておりました。 (* ̄∇ ̄)マジで人材が居ないのはやべぇよな。 比べるのもおこがましいが、太平洋戦争末期。もう、むちゃくちゃやったっていうのはわかるし、なんなら、今のロシアがそうだしな。あまりに兵の成り手が居なくて、ケーキの切れないなんとかみたいなのが大量に居るっつうから。 で。今の現場もそこそこあれな人材が来てるわけです。 山川パッパいわく。 (-ω-;山)「フランジ、閉められる?って聞いたら、フランジってなんですか?って聞かれて」 (* ̄∇ ̄)「そこからかい」 (-ω-;山)「玉掛けをやらせたら、ボルトにワイヤー掛けてて」 (* ̄∇ ̄)「よく、引っ掛かったな。そっちのがすげぇわ」 (-ω-;山)「N田君とほ○○さん、来てよ。フランジ閉めのJIS検定持ってるんだし」 (* ̄∇ ̄)「あるけど、無理っすわ」 ちなみに、フランジ閉め教育の検定は、A~Eの判定があり、AとBはほぼ、いろんなところに行かされます。N田さんがA判定。私がB判定。ゆえに、いろんなところに行かされる。 最近では、人手があまりに足りなくて、課長が (-ω-;課)「朝昼晩。ちゃんとごはんを食べて、ちゃんと寝て。深酒はしなくて、朝になったらちゃんと起きて、心身健やかで、遅刻も無断欠勤もなくて、元気よく挨拶できる子なら、仕事ができなくてもいい。ケーキが切れなくてもいい。誰か居ないかな」 (* ̄∇ ̄)「課長……。どの会社もそういう子が一番欲しいんです。心身健やかな常識的な子が」 そういう子が最初に売れていくし、引く手あまたなんじゃ。 現場からは、以上です。
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