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この先、もしかしたらもうあんなに応援して下さる方は現れないかもしれない……。ネガティブになって落ち込むこともありましたが、ちょうどその頃に書いたのが『嘘とジェラシー』という作品でした。
この作品から私を知ったという方も多いのかな? 今のところ、私が書いた中では一番多くの方に読んで頂けた作品だと思います。
ありがたいことに、この作品にはたくさんのコメントを頂きましたし、フォロワーさんも随分と増えました。本当に本当にありがたかったです。
もちろん、この作品だけしか読んでいないという方もいらっしゃると思います。フォローして下さったからと言って、私の書く作品すべてが好きなわけではないと解っています。
たった1作品でも気に入って読んで下さったことが嬉しいです。
こんな風に書いてしまうと、コメントしなければありがたく思わないんだと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
コメントはしなくても応援して下さっている方はいらっしゃいますし、更新の度に読んで下さったり、スターやスタンプを下さるだけでもありがたいことです。
まだフォロワーさんもいなかった頃、投稿しても何の反応もなく、読者数1になっただけで興奮していたので、今の環境がどれほどありがたいものか身に沁みて分かっているつもりです。
以前は時々、この作品を読んだらフォロワー第一号のあの方は何て言うんだろうと思うこともありましたが、最近ではすっかりそんな風に思うこともなくなりました。フォロワーさんが増えてどうでもよくなったわけではありません。
人生には出会いもあれば別れもあります。例え、理由の分からない別れであっても受け入れなければいけない時があります。自分の作品を好意的に思っていて下さった方がいなくなるのは寂しいですが、それ以上に嬉しい出会いもたくさんありました。きっと今、これを読んで下さっている方もそうです。
作品以外につぶやきや妄想録まで読んで下さり、コメントまで書いて下さる方もいます。顔も名前もどこに住んでいるかも知らない方々ばかりですが、私は皆さんが何気なくページを捲って下さることに感謝し、スターやスタンプやコメントを下さることに日々感動しています。
私にとってはどのフォロワーさんも大切な存在ですので、特定の方とのことを書くのはどうかと思いましたが、今回はエブリスタ10周年ということで、今まで誰にも言えずにいた一番古い思い出を書かせて頂きました。
ここまで読んで下さった方、長々とありがとうございました。
6月最後の日、あまのでございました。
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