井川双葉の春

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たまたま、本当にたまたま、私は鼻歌を鳴らしていた。。 石和 麻衣 「それ!シングシングシング🎵?」 びっくりした。。鼻歌。。。に突っ込む 人見知り女子に。。。 「あははははは!!大正解。 んじゃ、これは??   タッタ タラリラ タッタ〜🎵 」 石和「えっと〜。。。あ!!分かった!! モーニン?」 「あははははは!ピンポン〜!?」 この日から音楽がきっかけで仲良くなった。 藤間「スゲー。何?その 曲?」 内心、びっくり(・・;)した。。。。。けど 「ジャズだよ。。。」 軽やかに話した。 藤間君は目をまあるくさせていた。 ジャズは、知る人ぞ知る音楽であって、 知らない人は多い。 ましてや、高校生。ポップな歌が主流だろうから。 藤間「ジャズかああ。。知らねえ。。」 石和 & 私  「だよねぇ〜〜〜」 思わず声を揃えていた。。 華「双葉は、歌が上手いから分かりやすいね。」 藤間「ん。何となく、ジャズは分からないけど、あ!?聞いた事ある!?と、思った。」 気を良くした私は、鼻歌クイズをし始めて、 いつの間にかだけど、藤間君の周りの男子達も 答えに参加していた。。。 たまに、音程がズレても、皆大爆笑!? 少しずつ少しずつ。。会話が出来てきた。 会話が弾むようになるのに二ヶ月経つかな? 位の時に、社会人常識テスト とゆうテスト があった。。 先ずは、国語、次は、数学、英語、社会と行う。 社会の答案用紙が返ってきた。。。 そこそこな点数で安堵していたら。。。 その日のお昼休み 藤間「井川さんさあ!!」 気怠げに話しかけてきた。 井川「なあに?」 友達の輪が広がるように、気持ちも会話も始めまして仕様ではなく彼とは友達仕様になってゆく。。 藤間「なあに?じゃねえよ。。。 社会のラスト!!間違えたな?」 私はテストを見返した。!!間違えている!? 何故?それを。。 「間違えたあ。。なんで?」 藤間「何で?何でじゃねえよ。見たから!? つーか、間違えんなよなあ?おかげで満点逃したじゃん。。」 言いがかりも。。。酷え。。。 「ワリィ」何となく照れながら謝る。。。 藤間「  か かわいい 顔は、反則じゃね?」 「つーか、アタシ、今、間違えて、ついつい  謝っちゃった!?違くない?普通。。見る?」 藤間「あははははは!!今更今更!?  しかも、間違えてるなら、、意味ないな? 」 コノヤロ。。。、、 だけど、、、かわいい。。。 もらったあ。。。 イケメンからの まさかの カワ(・∀・)イイ!! ラッキーくらいに思った。(笑)
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