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俺は、この日、大樹と正人と共に体育館に入る。
ダムダムとバスケットボールを床に着く音がする。
俺はいつの間にかに必ず斜向いを見る癖がついてしまった。。。必ずみる。お団子ヘアの井川双葉を。。見ると、ザワつく気持ちが和らぐ。
寧ろ、ドキドキしながら見ていた。。。ん!?!
井川双葉に話しかける男が居る。。。。。
井川双葉と何やら楽しそうに話して、いつの間にかシュート練習とかしている始末。。。。
井川双葉はいつも、男にとびきりな笑顔を見せたり悔しがったり、、俺には見せない彼女の表情がそこにはあった。。。
「いいなあ。。。」
正人「なにが?」
思わず声に出していたみたい。。。
大樹「正人〜。。。浸りたいらしいよ?」
いつの間にか大樹と正人もかなり仲良くなっている。。。
正人「どうでもいいな?笑 さあ!練習するよ〜。」
元来真面目な正人。いつの間にか3人の中の仕切りは正人になっていった。
我が家に帰宅する。。。
姉は家から出て一人暮らし中。。。
今は2つ下の妹と両親との四人で暮らしてる。
母=志乃「おかえりなさい。了〜」
ふじまやを支える敏腕経営者の女将だ。。。
「ただいまあ。。」
速攻、風呂に入る。。
風呂から出ると、夕飯だ。。。マジ旨い。
夕飯を終えて部屋に入ろうとしたら。
妹=鈴(すず)
「お兄ちゃん。最近。。何か変わった?」
いきなり、突いてきた。。
「な!!なんも、無い無い。変わりない!」
なんか、、言い訳していた。。。。アホな俺
「そうなのお?恋でもしてそう?
んな訳ないな。 笑」
颯爽と部屋に戻る妹の肩を掴む俺。
「聞き捨てなら無い!?恋してたらどうする?」
鈴は、、溜め息を一つ吐きながら、、、、
「ヤリチンだからなああ。。怪しいもんだよ?
粋なり純情ぶってもなああ??笑 」
「やり、!。ヤリチン!?お前!?
どっからそんな?!」
ちょっとびっくりした。当たってたから。。。笑
鈴「なんとなくね? つーか。。。
誰かを真剣に好きになるとか、そうゆう男こそがカッコいいと男だと思う。。私はね? 」
鈴は、クソ生意気な言葉を残し、部屋に入った。。。
俺はベッドにダイブする。。。
ため息が止まらない。。。。。
井川双葉の笑った可愛い顔が。。。。。
「ん。凄く、いいな。。。」
胸の奥に痛みを感じながら、、、俺は恋をしる。
「翌日」
俺は井川双葉に挨拶をする。
井川双葉も挨拶をしてくれた。。。
会話。。。何かしら話したい。。。
「昨日さ。。。」話していた。。。
井川は、挨拶の次に繋がる会話にびっくりした顔。ちょっと傷つく俺がいる。。。
「なあに?」彼女は優しく聞き返した。
「あの。。。」だめだああああ。。。
正人が助け船を出した。
「昨日、見ちゃった!?シュート??惜しかったね?」
井川「えええ!?みた?。」
正人も俺もつい。「うん。バッチリ見た。」
井川「はああああああああ。はずい。。」
井川双葉は、顔をかなり真っ赤にしながら
「仕方がない。見られたなら仕方がないな。
しかしだよ?!2本決める事だってすごくない?」自慢してるのか?
正人は小突いてきた。
「簡単に出来ないよな?知らないけど??」
華「フリースローラインからシュート決めるって難しいんだよね。。」
夕陽「よくゆうよ!3本目決めたくせにさ?」
井川双葉「あああああああ。。。ヘタレで。。ごめんね〜。。。でも!多分!次は大丈夫!!」
俺は「あははははは。頑張れ。」
思わず励ましていた。。。正人は、そんな俺をちら見して前を向く。。なかなかに、いい奴!
んん!!? ここ コイツにも。。。あら?
井川双葉「藤間君。。あんまり、ガン見しないでね?だって恥ずかしいから。。笑笑笑笑笑」
井川双葉の笑顔きたあああ。。。。
それそれ!!その笑顔が好き。。。 好き?
びっくり😲した。。。。。。。
好き。。。なんだ。。。。。 井川双葉を。。
俺は、、「見ちゃだめ?」思わず溢れた。。。
井川双葉「う〜ん。。。よし!?応援してくれる?きっときっと勝てる気がする。。多分?」
はにかみながら頼んできたよ??
もう、可愛いなあ。。。
藤間「じゃあ、勝てたら、ジュース奢る!?」
華「え!!双葉だけ?」
ぶっこんできたあああ。美人女子!?
夕陽「当たり前だろ?だって華は、既に勝ってるだろ?笑。図々しいな?!」
ありがとう。田中。。お前。。も!いい奴だ。
双葉「華。。欲をはるなよ??まあ。。
今日、卓也にリトライ挑むわ!!笑笑笑」
俺は、心が痛かった。。。。
卓也だって。。。聞きたくない。。。。。
俺は、、、何となく。。。。何も話せなかった。
華「卓也もさあ。。。昔から変わんないよね?」
双葉「ふふふ。でも、奴には貸しは沢山ある。。」
華「美香には感謝されるよね?」
双葉「そうだよおお!!今の卓也の幸せは、私達のおかげもあるよ?!」
正人「井川さんのおかげなの??」
正人が何気に突っ込む。。。
華「キューピット♡。。。」
正人「ナニソレ?!笑笑笑笑笑」
双葉「うん??卓也に悪いから控える。笑」
俺は、ウキウキしたり沈んだりをこの日、めちゃくちゃ繰り返した。。。
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