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第2話 地獄の扉?
「ありがとうございました」
俺はスーツ姿の男性に鷲づかみされ、また捕らわれてしまった。
俺は不安を抱えながら暫く奴の囚われの身として過ごすこととなった。
する男は、ある恐ろしい場所へと俺を連れて行った
「はあ~腹減ったな。やっと給料貰えたから久しぶりに飯でも食いに行くか」
俺は不安を胸に抱きながら抵抗も出来ず拘束されていると、地獄の門へと到着した。
そこは見るからして怪しい雰囲気を醸しだし、強烈な臭気と灼熱の熱気を放ち亡者共が臭いに釣られて、地獄の門をくぐらされるという恐ろしい場所だ。
並ぶ亡者はまるで飢えたオオカミもしくは、地獄を彷徨う亡霊がゆっくりと自分の審判が下るのを待っていた。
「うわ~混んでいるな。最近まで金欠だったから久しぶりにココの豚骨ラーメン食いたいんだよな。並んででも食べよう」
お昼時で混雑する人気店の前で並ぶ客は豚骨スープの独特な匂いを嗅ぎながら空腹を抑えながら順番が来るのを楽しみに待っていた。
すると‥
俺は地獄の門の前で激しい拷問を受けることとなった。それはまるで関節を外され、骨を砕かれ、首を折られるような、鬼畜な行為だった。激痛が全身を駆け巡り死んだ方がマシなくらいだ。
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