プロローグ
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暗闇の中で1人佇むのは、私。 聞こえてくるのは、ウギャー!ウンギャー!と赤ちゃんの泣き声。 やがて見えたのは、駅にあるコインロッカー。 確実に、その中から聞こえる。 捨てられた……? 疑問に思ったのは、一瞬。 ズキーン!と頭に激痛が走り、その場にへたり込んで、両耳を両手で塞ぐ。 これは夢……? それとも……?
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