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頭の中に疑問符を浮かべながら、蓮華の自宅に戻って来た俺。
「ありがとう。すぐにオムライスを作るから、ソファに座って待ってね」
蓮華の言葉に『あぁ』と答え、スーパーの袋を、流し台に置いて、フローリングの部屋に入った俺は、読みかけの推理小説を読む為に、ソファに座る。
もう何冊読んだか分からねぇが、どの推理小説を読んでも、奏から聞いた事がある内容だと分かった。
次に、奏に逢う時に会話に繋がる。
俺から、推理小説の話題にもっていけば、奏は驚くだろうな。
そんな俺が居ても良いだろう。
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