随筆一:とにかく始めてみよう!

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随筆一:とにかく始めてみよう!

9b6c570b-c63b-485f-9b66-c5e18a01f48a 71ce3484-1968-4ac7-8760-bc3707813b19心桜「うおーい! つっちゃー!」 七夏「あっ、ここちゃー☆ いらっしゃいです☆」 心桜「お久しぶりっ!」 七夏「え!? お久し・・・って、昨日も会ってました☆」 心桜「そうだけど、そうじゃなくてほらっ!」 七夏「??? あっちに何かあるの?」 心桜「ないっ! ・・・けどさ、分かるでしょ!?」 七夏「えっと・・・」 心桜「んじゃ、思い出させてあげるとしますかっ!」 七夏「???」 心桜「ずいずい随筆っ!」 七夏「ひゃっ☆ どしたの? ここちゃー? ・・・って、あっ!」 心桜「思い出した?」 七夏「はい☆」 心桜「そう! 『翠碧色の虹:随筆』の時と同様に、今回も原作者が全然この世界の時間を進めないから、あたしが進めてあげる事にしたんだ」 笹夜「勝手に・・・」 心桜「うわっ!」 七夏「ひゃっ☆」 心桜「さ、笹夜先輩っ! びっくりしたぁ~」 笹夜「そんなに驚かなくても・・・」 心桜「はは・・・この流れ・・・今度はあたしが思い出したよ・・・」 七夏「笹夜先輩☆ こんにちはです☆」 心桜「こんちわ! 笹夜先輩!」 笹夜「はい♪ こんにちわ♪」 心桜「ところで、さっきのは・・・」 笹夜「ええ。心桜さんが、この世界の時間を進める事について、勝手に進めていいのかしら?」 心桜「それは、大丈夫です! 一応、随筆に関しては原作者より任されていますので・・・ですから、この後の事も少しだけ知っていたりします!」 笹夜「まあ♪」 心桜「み、見えるっ! 未来が見えるぞ!」 七夏「ここちゃー、本当なの?」 心桜「まぁね! ・・・って事で、そろそろ来るよ」 七夏「来るって!?」 笹夜「ま、まさか・・・」 ??「こんにちはー!」 七夏「あ、お客様です☆ はーい☆」 心桜「おっ! 来たようだね!」 笹夜「あの声・・・あぁ・・・やっぱり・・・」 七夏「えっと・・・」 心桜「美夜っち! こっちこっち!」 美夜「お邪魔しまーす! 衣夜っちもほらっ!」 衣夜「う、うん・・・」 美夜「ここが、お姉ちゃん達のたまり場!?」 笹夜「美夜っ!」 心桜「はは・・・まあそうなるかな・・・一応、民宿兼駄菓子屋の『風水』です!」 七夏「ここちゃー、一応じゃなくて・・・本当に民宿です☆」 心桜「そうなんだけど、あたしは民宿と言うよりも、つっちゃーの家・・・だね!」 七夏「くすっ☆」 心桜「ではでは、美夜っち! 自己紹介をお願いします!」 美夜「はいはーい! あたし、高月美夜(たかつきみや)です!」 七夏「高月・・・って、笹夜先輩の・・・」 美夜「はい! いつもお姉ちゃんがお世話になってます!」 笹夜「もう・・・美夜・・・」 心桜「んで、こちらが、えーっと」 衣夜「さ、里河衣夜(さとかわいよ)と言います。よろしくお願いします」 美夜「衣夜っち、ガチガチだよ」 衣夜「だ、だって天美先輩・・・」 心桜「ん? あたしが何?」 衣夜「い、いえ・・・」 美夜「衣夜っち、しっかりしなよ! 主役なんだからっ!」 衣夜「え!? わ、私が主役!?」 心桜「おっ! 美夜っちも知ってたんだ」 美夜「もちろん!」 七夏「えっと、美夜ちゃん、衣夜ちゃん、よろしくお願いします☆」 美夜「は、はい! 水風先輩!」 衣夜「水風先輩、よろしくお願いします!」 笹夜「やっぱり、少し不安です・・・」 心桜「笹夜先輩、とにかく始めてみようって事ですから」 笹夜「え、ええ」 美夜「ここ先輩!」 心桜「ん?」 美夜「今日は、何の集まりですか?」 心桜「美夜っちと、里河さんの紹介なんだけど・・・」 美夜「一瞬で終わってしまったよ!?」 心桜「そう・・・みたいだね・・・あれ? こんな未来だったっけ?」 美夜「未来・・・ですか?」 心桜「まあいいや! せっかくだから、どんな未来がいいか、皆で話してみますか!」 七夏「未来・・・くすっ☆」 心桜「おっ! つっちゃー! いい未来が見えた?」 七夏「えっと、早く柚樹さんと会えたらいいなって☆」 笹夜「時崎さん、お元気かしら?」 心桜「お兄さんは、ちょっと大変だったらしいよ」 七夏「え!?」 笹夜「まあ!」 心桜「1ヶ月間、自宅に帰ってなかったら、色々と行なわなければならない事が増えてたみたい」 七夏「大丈夫なのかな?」 心桜「今は、落ち着いてきたみたい」 笹夜「良かった♪」 美夜「誰ですか? その時崎柚樹って人・・・もしかしてお姉ちゃんの---」 笹夜「み、美夜っ!」 美夜「わわっ! 撤退っ!」 笹夜「ま、待ちなさいっ!」 七夏「さ、笹夜先輩っ!」 心桜「ありゃ・・・三人フレームアウト!?」 衣夜「・・・・・」 心桜「・・・・・里河さん、大丈夫?」 衣夜「え!? は、はい!」 心桜「もっと、気楽に・・・」 衣夜「す、すみません・・・」 心桜「・・・では、衣夜っち! 次回作/続編への意気込みなんかをどうぞっ!」 衣夜「え!? い、意気込み!? まだ私、何も分からなくて・・・」 心桜「はは・・・そうだよね。あたしが里河さんの事を『いよっち』と呼べるかどうかも分からないからね」 衣夜「名前は、どのように呼んでくれても大丈夫です」 心桜「そっか、ありがとね。里河さん! いつか本当の意味で『いよっち』と呼べる未来が来る事を楽しみにしてるよ!」 衣夜「・・・・・はい☆」 心桜「うんうん、ようやく柔らかくなったかな」 笹夜「もう・・・美夜ったら、どこに隠れたのかしら?」 七夏「お外に居るのかな?」 心桜「笹夜先輩と、美夜っちって、いつもあんな感じなんですか?」 笹夜「いつもって訳ではないですけど」 七夏「くすっ☆」 笹夜「私は疲れます・・・」 心桜「あたしは、美夜っちみたいな妹が居ると、毎日楽しくなるなって思うよ」 笹夜「ありがとう♪ 心桜さん♪」 心桜「おや? 少し予想外なお答え?」 笹夜「ま、まあ、美夜は、ああ見えて、人想いなところもありますから、そんな妹が居る事は喜ばしい事かしら」 衣夜「美夜ちゃん・・・」 心桜「ん? どうしたの? 里河さん? ・・・って、美夜っち・・・」 七夏「どしたの? ここちゃー? ・・・あ、あれって?」 笹夜「・・・・・」 心桜「さ、笹夜先輩!?」 心桜「笹夜先輩は、すっと立ち上がり、奥の部屋の包まったカーテンへと近付いてゆき、カーテンをぎゅっと抱きしめた! ・・・というか、あれは抱き締め付けている!?」 七夏「急にどしたの? ここちゃー?」 心桜「一応、ナレーションを・・・地の文を入れておく必要があるかなって」 七夏「???」 美夜「お姉ちゃんっ! く、苦しい!」 笹夜「恋は、心苦しい事もあります♪」 心桜「カーテンに抱きつく笹夜先輩のあの絵図は、なかなかレアかもね?」 七夏「ここちゃー・・・もう・・・」 心桜「!? つっちゃー?」 七夏「笹夜先輩、美夜ちゃん☆ お茶と和菓子ありますから、どうぞです☆」 笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん♪」  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 美夜「あぁー苦しかった・・・」 笹夜「そんなに強くはしてません」 心桜「はは・・・」 美夜「衣夜っちに見つかったのが敗因だなー」 衣夜「ごめんなさい」 美夜「敗因だなーと思ったけど、感謝してる!」 衣夜「え!?」 美夜「だってさ、一度隠れてる状況になると、出てゆくタイミングって難しいでしょ?」 衣夜「あ・・・」 心桜「里河さんも、いい役になれると思うよ」 衣夜「え!?」 七夏「くすっ☆」 心桜「んで、何のお話だったっけ?」 笹夜「どんな未来がいいか・・・だったかしら?」 心桜「そうそう、それそれ!」 笹夜「未来が見えるのに、私が声を掛ける事は分からなかったのかしら・・・?」 心桜「う゛っ! それは、その・・・近過ぎる未来ですから!」 笹夜「近過ぎる未来?」 心桜「あまりにも近過ぎると、焦点が合わなくて見えないでしょ?」 笹夜「なるほど♪」 心桜「え!? 納得ですか!?」 七夏「ここちゃー☆」 心桜「ん?」 七夏「頑張って☆」 心桜「はは・・・もちろん、頑張ってみるよ!」 美夜「(衣夜っち!)」 衣夜「(なに? 美夜ちゃん?)」 美夜「(ここ先輩って、結構面白いでしょ?)」 衣夜「(う、うん・・・って、失礼だよ?)」 美夜「(あたしと結構似てると思うから、すぐに仲良くなれるよ!)」 衣夜「(ありがとう。美夜ちゃん)」 心桜「んではでは、ここで、次回作『翠碧色の虹・彩』のメインヒロイン、里河衣夜さんから一言、ご挨拶を頂きます!」 衣夜「え!?」 美夜「衣夜っち!」 衣夜「・・・うん!」 七夏「衣夜ちゃん、どうぞです☆」 衣夜「は、はい! みんなと仲良く、頑張りますね♪」 心桜「その台詞は・・・里河さんって本番に強い!?」 笹夜「よろしくお願いします♪」 美夜「はいはーい☆ 頑張ってみるよ!」 七夏「よろしくですっ☆」 心桜「よろしくねっ!」 七夏「くすっ☆」 心桜「んでは! 久々に、つっちゃーも頑張る前作『翠碧色の虹』本編はこちらから!」 心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_frma_a.htm」 心桜「そして、あたしと笹夜先輩も頑張る『ココナッツ』宛てのお便りはこちらです!」 心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_suiheki_novel.htm#QUESTIONNAIRE」 心桜「それじゃ、次回はいつになるか分からないけど、今後とも『翠碧色の虹・彩』を---」 全員「よろしくお願いいたします☆!♪」 心桜「決まったぁ~!」 随筆一 完 ------------ 随筆をお読みくださり、ありがとうございました! 今後とも、どうぞよろしくお願い申しあげます!
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