性風俗

1/3

37人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ

性風俗

コロナ騒動で収束が見えない中、希望がないと人々は不安が募り、治安が悪化していった。 よくない犯罪も増えた。 そこで、ある企業家が、とんでもない性風俗サービスを始めた。国は、ビフォーコロナの世界に存在したソープランドと同じシステム(自由恋愛)として、今のところ容認している。 1日100万円。これがその 性風俗の値段である。たいてい、男性ゲストは2日ほど依頼する。長い人は最長5日まで希望できる。5日だと500万円。 なぜなら、そのサービス期間の前2週間、サービス期間終了後2週間は隔離されなければならないので、せっかく利用するなら、1日はもったいないと考える人が多い。 人里離れた施設に、隔離施設がある。 客はそこの隔離施設に、サービス予約日の2週間前に入居する。そして滞在する隔離ログハウスは、もちろん個室。2週間、誰とも接触できない。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加