第三次世界大戦

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第三次世界大戦

第三次世界大戦 だと言った科学者がいた。 コロナ騒動は、世界を巻き込んだ戦争だと言った。 最初にそう発言したときは、おおげさすぎると批判が起きたが、それがだんだんと現実的な言葉となり、今では、第三次世界大戦がこのコロナパンデミックを指すことは、誰もが納得している。 そんな中、中国は初期の段階から、隠し通そうとした。 もしも、武漢での最初の患者が出たときに世界に発信していたら、、、武漢を封鎖し、中国からの出国をすべて停止し、また他国から中国への入国も禁止してたなら、、、 世界はこんなパンデミックにならずに済んだ、と新しいWHO事務総長が研究結果を発表した。これは、事実上の中国初動の誤りの指摘であり、また、今後どこの地域で同じことが発生しても、必ず公表すべきだ、とのWHOからの強いメッセージである。 世界では、中国製品の不買運動が起きた。それに加えて、中国からに限らず、輸出肉、輸入肉も激減し、果物、小麦粉の輸入等も激減している。 多くの食料が国内自給にシフトした。 貿易のための船の航行が縮小していること、海外からの検疫体制に大変時間と手間がかかるようになり、関税も上がり、輸入製品にコスト面での魅力も少なくなったことなどがあげられる。 最近、手に入りづらいなと感じた食料は?というアンケートに以下の食品が上がった。 1位、グレープフルーツ 2位、バナナ 3位、アボガド 4位、オレンジ 5位、パイナップル これらはほぼ海外輸入品に頼っていた。 貿易の制約が増えたため、小麦粉の値段が上がったので、米の人気が上がってきて、米の値段も上がってる。米農家はビフォーコロナは、米を作っても生活を成り立たせるのは大変だったが、今では、米農家も、農作業に対して妥当な収入が入ってくる。
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