再放送テレビ

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ゴールデンの枠にだんだんと再放送のドラマなどが放送され始めたのが2020年4月。 その当時は、 下町ロケットや、医療もののドラマの再放送が多かった。 コロナ収束が見えないとして、 「ブラタモリ」「鶴瓶の家族に乾杯」を番組を終了させることをNHKが発表。 撮影途中で頓挫している「麒麟が来る」についてはいまだ延期としか発表されていない。 NHKはそうそうに収録を諦め、再放送番組に大きく舵を取った。 視聴率が取れたもの---それは朝ドラの再放送だった。「あまちゃん」は内容が明るいため、視聴者に気に入られた。満を期して再放送に挑んだ「おしん」は視聴率が振るわず。暗いそして苦労する内容が暗い世の中に受入られなかった。 大河ドラマの再放送にも踏み切った。 Twitterアンケートで再放送希望第1位をとったのは、松山ケンイチの「平清盛」だった。 放送中は視聴率が振るわず、叩かれた作品だったが、内容の深さゆえ固定ファンも多く、熱心に再放送を望んだのだ。そしてじっくり見た人には評判が良かったこともあり評判だけで見なかった視聴者も、再放送に釘付けとなった。 また明るい内容で人気だったのが、トレンディ大河と揶揄された松嶋菜々子と唐沢寿明の「利家とまつ」。常盤貴子と妻夫木聡の「直江兼続」、仲間由紀恵と上川隆也の「功名が辻」 この戦国トレンディ三部作は、暗いアフターコロナの世界には好まれた。 それから、渡辺謙や後藤久美子の「独眼竜政宗」、真田広之と宮沢りえの「太平記」も古くからの大河ファンや、新しい世代にも、内容の充実度から好まれた。 家にいる時間が長くなったので、一回に二回分を放送。月ー金放送して、2回分×5日=10回分。大河ドラマは大抵50回なので5週間で放送が終わる。 なので多くの大河ドラマが再放送された。 (20200420)
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