37人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
文化への支援
コロナ第一波の頃、文化界への支援について報道され、寄附金が集まったりもした。
クラシック音楽の業界ーー集金源であるコンサートは軒並み中止。オンラインコンサートもやったりしてみたが、集金には結びつかなかった。
劇団の存続危機ーー小さな劇団ほど影響は大きく、支援の輪が広がりも見せたが、収束が見えず、ほとんどの劇団は解散した。
日本伝統文化の存続ーー歌舞伎、能、狂言だけは国が保存のために予算をつけている。それに加えて、演者たちもさまざまなことをオンラインではじめ、支援者や税金に頼らなくてもやっていける道を探している。
何度も上がった、「文化の火を灯すな」というムーブメント。
国も耳を貸そうとした。支援策を打ち出そうとはした。
しかし、教育現場を守ることの方がずっと重きを置くべきだ、との世論もあった。
最初のコメントを投稿しよう!