いち

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ぽかぽか ぽかぽか あぁ今日って昼寝日和だなぁ 特に生徒会室の窓際で寝るのは最高 ずっとこうしていたいなぁ 「…!…ろう!」 …んん?何か聞こえる まぁ、、いっか 「…たろう!!」 あれこの声は …誰だっけ 聞いた事あるような まぁ、いっか 「…淳太郎!…起きろ淳太郎!!!」 「ぷぎぃ!!」 い、痛い! そんなに強く鼻摘まないでください! あと声大きすぎて鼓膜破れちゃいます もう!せっかく気持ちよく寝てたのに僕の昼寝を妨害したのは誰ですか? 頬っぺたを膨らませながら顔を上げて文句を言おうとしたら大きな目と鼻と口が視界いっぱいに広がっていた 「ぴゃぎゃぁ!」 うぅ…ビックリして尻もちしちゃいました いぢゃい あれ、離れて見たらよく知ってる顔です むっ 「なんですかぁ僕の睡眠の邪魔しないでください」 「あんた寝すぎ!いつまで寝てるつもりよ」 むむっ 「僕の勝手です」 「はぁあのねぇ雛和(すわ)はあの人から、あんたを見るように頼まれてるの!ちゃんと見てないとあの人もあのお方にも怒られるのは雛和なんだからね!」 …雛和が怒られる 「それは嫌です」 「…そ、そう思うんだったら尻もちしてないで早く立ちなさいよ!別に雛和が立たせてあげてもいいけど!」 「僕、1人で立てます」 僕がそう言った瞬間雛和が眉間にしわをつくりました 怒ってるのですか? まぁいっか 立ち上がろうと手に力を入れると急に雛和の手が僕の脇をガシッと掴んで上に持ち上げました …立たせてくれるのはいいんですけど脇が痛いです。 「雛和が立たせてあげるって言ってんだから素直に受け入れなさいよ!」 「…雛和、顔が赤いですよ?」 リンゴみたいに耳まで真っ赤てす 「べ、別にさっきの言葉が嬉しかったから照れてるわけじゃないんだからね!勘違いしないでよね!」 そう言って雛和はぷいっと顔を背けました …いつの言葉でしょう 僕1人で立てますの時ですか?照れる要素ありましたっけ?
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