幼なじみの腐れ縁
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「……はいはい」 私の言葉に天音は顔を綻ばせた。 「んー!菜都、大好き!」 「本当都合いい子だよね」 「え?天音は菜都の事元々ずっと大好きだよ?」 「そういう事じゃなくて……」 まあ、天音の笑顔を見ちゃったら何かどうでもよくなっちゃった。 教室を一瞥してから保健室の方向へと向きを変える。 「ほら、行くよ」 「あっ、菜都待って!」 パタパタという足音が私の後を追いかけてきた。
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