ハシビロコウをかぶる

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ハシビロコウをかぶる

 兎の話をしたので、続いてはかぶっているハシビロコウについても書こうと思う。  この『ハシビロコウをかぶる』はエブリスタのプロフィール画像(アイコンもしくはサムネ)がハシビロコウであるため、兎のくせにハシビロコウの仮面をかぶっているというイメージでつけさせていただいたのだ。  ちなみにこの画像のハシビロコウは「フタバちゃん」というメスらしい。  ハシビロコウはオスかメスか判別できるようになるまで時間がかかるらしいので、今回はメスらしいと書かせていただいた。おそらくメスで間違いないそうだが一応である。  凛々しく普段は大人しく動かないが、お気に入りの飼育員さん(♂)がいると喜んで動き回っているらしい。  私が初めて彼女を見に行った時(この写真を撮った時とは別の日)も、何度かお辞儀をしてくれた記憶がある。  本来は動かないと言われているのだが、この子は意外と動き回るハシビロコウだ。  ―――話が逸れた。  フタバちゃんのことはこの辺にしておこう。  さて、私がなぜハシビロコウをかぶっているかであるが……  ここまで引き伸ばしておいて何だが、とくに意味はない。  強いて言うなら、やはり好きだからとしか言いようがない。  ハシビロコウを知るきっかけは、おそらく某戦国アクションゲームの石田三成に似ているというとこからだと思われる。  だからと言って、その石田三成が好きかと聞かれると困るのだが。  同じ石田三成なら、大河ドラマの真田丸で山本耕史さんが演じた石田治部様の方が好きだ。  ―――また話がそれた。  きっかけはまあ、置いておくとして……  ハシビロコウが好きになった決定的瞬間は主役にした絵本との出会いだ。  『ハシビロコウのはっちゃん』である。  話の内容ないたってシンプル。  普段は他の動物たちにバカにされているハシビロコウのはっちゃんは、実はライオンを追い払うくらい強くてカッコいいやつだったと言う感じのおはなしだ。  味のあるイラストで描かれたおじいちゃんみたいな話し方をするはっちゃんはとても魅力的だ。  とくにラストのはっちゃんの笑顔は本当に愛らしいので、気になった方は手にとって頂きたいと思う。    
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