タイトル未定

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 話が平行線で立ち尽くしていると知り合いが通りかかった。  助けてくれるのかと頬の強張りが溶けかけたのだが、あれよ、あれよと知り合いの合コン参加が決まり、雪も許諾してしまったのがことの発端。  あの時の自分に言ってやりたい。  今現在、腹の中が熱くなりすぎて予想以上に面倒な事になっていると。 「いっ、だ、やっ…はな…もぅ、うごけぇ、よっ」  首を横に振りなんとかこの甘い責め苦から逃れようと身体を動かすが、その度に引き戻され、舐められ、ほぐされ、挿入をされたかと思えば、先ほどからえげつない寸止めをくらっている。  絶頂を迎えそうになると刺激が止み、いつまでもイクことが出来ない。  快楽の波が、持続的に押し寄せ、懇願の喘ぎが漏れ続ける。 「雪は、俺じゃなくてもいいんだ……俺は、雪だけなのに……」  例えば、弟に黙って女の子がいる集まりへ参加しようものならだいたいこうなるわけで。 「ん、あぅぁ、はな、だけ」  そして、大概言わされるのがこの台詞。 「おまえ、だけ…だ……」  ナーバスになった弟は一度だけでは響かないようで何度も何度も言わされる。
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