第十八章 二次会

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第十八章 二次会

アキヒトが葵さんに連れられて行った店は 薄暗い飲み屋だった。 場末の怪しげな雰囲気をまとっている。 半個室になっており、カーテンで仕切られていた。 少し、エロい雰囲気である。 「ここ、普通の店ですよね?」 アキヒトが聞くと、葵さんはクスッと笑った。 「何?エッチなことでも考えてたんか?」 「いや、そんなこと!」 あるけれど、と心の中では正直なアキヒトである。 小柄で大きな瞳が印象的な葵さんは、 結構アキヒトのタイプだった。 全体的に色白で、ぽっちゃりとしている。 胸もGかHカップはありそうな迫力の巨乳だし、 ハルカさんとは色白くらいしか共通項がない。 今年29でハルカさんと同期らしいが、 彼女もまた若く見えた。 いつもはサバサバと仕事をしている出来る人だが、 今日は女っぽい雰囲気で、 アキヒトは彼女の色香にクラクラとしていた。
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