2024年 2月

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2024年 2月

鳥刺しを食えば必ず私めヒフミを出してご覧に入れよう ぼんやりとした脳みそをマスターに見せればいくらで売ってくれるか 脳みそは脳みそを喰い脳みそを荒らし脳みそ踏み躙ってく 「あいつは今頃なにやってんだろう。」想いが駆ける、ペンは進まず 筋トレに終わりなどなく永遠に縁を切れない呪術廻戦 我が勝負さあここからだ引き締めよ王手の先は長くて辛い アイデアを思いついても伝えれずもどかしき想い胸に留める 愛想笑い、麻酔で痺れる顔と激しく動く鼓動、怒り。 俺は日々怯え苦しむひたすらに刻一刻と変わる時間を 夕闇に激しく燃える傍で小さく燃える命がポツリ “Ich liebe dich”と書いたお土産のペットボトルは今も持ってる ビリビリに破いて食べたあの手紙読み返したい、読み返せない 見つめ合い惹かれ手に取り唾絡め味わい尽くすバレンタインチョコ 「妻からは何をされても受け止めろ。夫婦円満求めるならね。」 「夫婦の仲にも礼儀あり」と知った日に理解するタンニンの味 大仕事肩から降ろし息をつきどんな荷物を背負うか迷う 過ぎ去りし四年を想い口にする言葉は我の予想を超えて 俺の知る程度のことはみんな知り俺の心は誰も知らない 題『ドイツにて』 「普段はね、無口な人よ?それなのに、寂しい時はすごく喋るの。」 2時間は普段は長いものだけど今は短き国際電話 この旅に疲れた我が胃は和食よりフィレオフィッシュを探し求める 二時間をバスは甘えと呟いて帰路に向かうは臆病な我 二万歩を超えると人はネガティヴな気持ちに喰わるることを知った夜(よ) DWよ三分前の変更は俺にとっての致命傷だよ 混浴に素っ裸にて風呂入る経験なき我、彼女に電話 我が夢を手中に収め見つめれば指の間をすり抜けていく 恥ずかしさ皆でやれば消え失せるカラオケ、混浴、連れション、強盗。 壮大な夢が横切る鎮座する燃ゆる炎を抑えて唸り リーゼント頭のアヒル手に取って思う「ばあちゃん、喜ぶやろな」 家族らに甘えて選ぶお土産はスーパーにあるお菓子をいっぱい 同居人我と喋らず他の人とは喋るの差別だろうか 眠れずに忍足にてそっと抜けロビーでくつろぐ朝の4時半 青色に光るフランクフルトの字緑に光るドイツのゼリー ドイツ人日本のゼリーを食したらどう思うのか気になる夜明け ナショナルスタンダード:「いらない枕を後ろの席に投げ込んで良い。」 あんなにも恋しく思った日常によそよそしさを感じる梅田 ホッとする顔つき見せる家族らににホットな気持ちを抱いて昼寝 題『三重旅行』 学生とオトナの旅は本日を持って終わりを告げるの三重で 次からはオトナとオトナ手を取って旅路に向かうライフジャーニー 晴れよ晴れせめて2日は耐えてくれ 願って作るてるてる坊主 なばなの里が輝いてる一方で光る衣のしじみコロッケ セール店はしゃぐ彼女に付く我は笑顔を着込み疲労を隠す トンテキとラーメンを食べ唇を痛む彼女の弱さを見たよ
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