2020年 4月

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2020年 4月

・無理をして早起きするも無念にもソファーで二度寝も幸せなのさ ・散歩道前を見やれば懐かしき思い出隠れる吾の秘密基地 ・何気なく歩く方向君の家「たまたまさ。」って僕は信じる ・夕焼けを見てさあ歌えと言われてもただ思うのは「お腹が空いた」 ・快楽を多く激しく得るほどにジンジン募る後悔の念 ・僕に住むアダムがイヴを引き留めるほっとしつつもやるせぬココロ ・会えぬのに冷たいあなたを恨みつつ我は知りたい貴方の本音 ・「明日こそは。」ダヴィデ像を夢に見てふくよかな腹意気込み揺れる ・桜降る吾のラケットで捕まえるガットの間からすり落ちてゆく ・筋肉痛生きてる証と思ったら身体の痛み心地よいかも ・行末を案じ続けて早7年あぁ悩ましき我の人生 ・固茹でのパスタを食べて思い出す「これ好きやねん」と7歳の我 ・フレンズのチャンドラーに憧れて身振り手振りを大きくしてみる ・ブランコに心惹かれて乗ってみる思いしらるる子の小ささよ ・大人用ブランコだって必要だ 子に戻りたい、そんな時ある ・吾の母になでなでされたい弟はにゃーっと鳴いて猫となりぬる ・君が今朝目尻を落とし頬張ったイチゴミルクが口から香る ・君は言う二十歳とはもうおばさんと 苛立たせるほど綺麗であるのに ・腋嗅げば頼もしき匂ひ鼻を刺し午前1時に吾は熱くなり ・知りたいが知りたくないなじゃあせめて心の色だけ教えておくれ ・カステラもアヒージョだって出来てまう吾より万能たこ焼き焼き器 ・あの竹は美味しい時には隠れてて食べれないとき偉そうに反る ・マンションの上に居座る宇宙船吾を絆から逃れさせてよ ・撫でようと近づくたびに離れてく黒猫君の影法師かな ・「料理して。」「買い物して。」と頼られる嬉しいけれど僕、困り顔 ・じっちゃんのかたみにもらったハンチング2年も残るあぁ、あのかほり ・足濡れたなんか刺さった帰りたい森行く前のワクワクどこへ ↓ ・道路見え「あぁ助かった。」とほっとするいやまてちょっとここどこだろう ・踏ん張って出したいものが頭出す女性の気持ちちょびっと分かる ・5年前我ぶらさげた鉄棒はいったい何キロ支えてきたの ・いじるたび日に日に強くなるパンチ吾の弟の成長日記 ・ジンジンと痛みが走る水膨れ吾に残ったの火傷とたまご ・ここ3日兄弟の死で目が覚めてこのこと彼らにつれなく話すも ・「会いたい。」と。会って間もなく「帰りたい。」繰り返される掌返し ・ミスコンで桜になりし君を見て笑い悲しみ僕は誰なの ・期待して今日も見渡すバスの中侘しさ運ぶ70系統 ・「2番でもいいからさぁ。」と思ふ俺 マジで真剣、情けない俺 ・あの子よりお肌が白い庭球は我と同じく日焼けしていく ・おちんちん普段ついてて嬉しいがときたまこいつ疎ましくなる ・オカマみる、人の限界感じとる。あぁうらやましきプラナリアかな ・バターとかチーズで酸っぱさ誤魔化したハヤシライスは人生みたい ・引退後1年ぶりに臭う汗 我に恋しくまとわりつくの ・テレビでは今は末法らしいけどいざ外出ると小鳥さえずる ・君のため108円のサボテンを3年育て、もう僕のため ・弟をいじって殴られやめられずタバコ吸う人こんな気持ちか? ・気分良く満開の横大騒ぎ桜笑うかいや泣いている ・「おはよう。」や「ありがと。」だけで痺れてる我はあなたのマリオネットよ ・小さくて冷たいあなた誰か抱く想像しただけ僕は死んでる ・たとえもしこの先理想と出逢っても僕は必ず君思い出す ・春の空 続く道路に そそられて 「大」の字描く 宇宙に届け! ・「閻魔様、彼女の代わりに俺にして。」この程度にはあの子が好きだ ・15歳尾崎豊に会っててもせいぜい僕なら盗んだチャリさ ・公園で遊ぶ子供ら虫たちも数年後には俺と同じさ ・次会えば「ごめんなさい。」という自信あるから僕に話しかけてよ ・押されたら引いてしまうが引かれても押していけない臆病な僕 ・19年ままならぬ恋、苦しんだ 両想いってのほんとあるの? ・18歳同級生は家庭持ち対して僕は何を得たのか ・蜜吸える花がつつじと教えられ僕また一つ賢くなつた ・I君は自分の車乗り回すもはや私は彼を知らない
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