第十三章 こんな日に来る者は、悪魔か天使

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 それは村上も同じようで、顔を真っ赤にしながら、瞬きもせずに凝視していた。しかも、山本は上手だったらしく、村上をイカせずに、長時間咥え続けた。  村上は山本の口でイッタが、すぐに元気になり、山本を仰向けにすると脚を抱えた。  山本は慣らさないと無理だと逃げたが、大丈夫と言って、村上は山本に挿入した。 「村上に迷いがない。もしかすると、男と付き合った事があったのかもしれないな」 「施設の時に、幾人かと付き合っていますよ。娯楽がソレしかなかったのでしょう」  山本の中に、しっかりと村上が入り、心も体も繋がってしまった。村上は、やさしく抱きたいけれど、我慢できないと言い、激しく山本を突き上げた。 「あ、音声を止めていたのか」 「やめておいたほうがいいですよ」  俺がイヤホンを取り、耳に当ててからボリュームを上げた。
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